2006年12月27日 (水)

2006年合格体験記 by KABA

【受験のきっかけ1】 

1980年(29歳)が最初の受験になります。妻との結婚に向かって今後に役立つ勉強&資格として中小企業診断士を選びました。前年の4月から勉強開始しましたが、今から思ってもよく勉強しましたね。翌年、商業部門の1次試験に無事合格。ですが2次試験ではあえなく不合格でした。翌年には家内の父が死去して後任(中小企業経営)をやることに成りました。診断士の勉強のおかげで、中小企業の経営を何とかやれたと思います。勉強はしておくものだとつくづく思いましたね。仕事が忙しいのを理由に以後は受験していません。今にして思えばその後受験しなかったのは、合格の自信が無かった事・合格の為の勉強をする気力が無かったのだと思います。

【受験のきっかけ2】 

2005年(54歳)の秋、大阪NPOセンターの検索システムを作成する依頼が有りました。HPを確認するとNPOをサポートするメンバーに中小企業診断士を多数発見したのです。老後は家内と二人で北海道に移住し地元に溶け込んで暮らしたいと話しておりました。其の為にNPO関連の仕事が出来ればと思っていたので、中小企業診断士を取ろうと決めたわけです。

【船場勉強会への参加】 

中小企業診断士受験を決めてネットで情報収集を開始し、1次・2次の問題と模範解答を手に入れて解いてみました。その結果、1年勉強すればある程度の答案は書けるのでは無いか。3年計画なら合格は可能ではないだろうかと思いました。私の場合、受験校での座学は苦痛になるだろう。独学のほうが上手く勉強できるのではないかと考えました。只、完全な独学だと情報にも疎くなりますし、過去のNIFTYでの経験から勉強会への参加は非常にプラスになると確信していたので船場勉強会へ参加を申し込みました。体験参加の時は、若い人ばかりで違和感があるだろうと想像していたのですが、同世代の方もいらっしゃって、安心して参加させていただけました。私は、勉強会では徹底的に自己主張することが自分にとっても他の方にとっても良い事だと思って下ります。参加者の皆様にはご迷惑をお掛けしたと思いますが、この場を借りて感謝とお詫びとさせてください。

【1次試験】

 26年前の1次試験合格の権利が有りましたので、受験の必要は無かったのですが、試験制度・試験内容が大幅に変わり、知識の再補充の意味も有って受験を決めました。本年度から外れた、助言理論・新規事業開発も含めて勉強しました。年令と共に記憶力も減退し、昔のように隅から隅まで勉強する事は不可能と考えて、「60点をとる勉強」を勉強会の皆さんの前で宣言した訳です。教科書には「クイックマスター」を使用し、過去問はパソコンソフトを購入しました。今年は2次の知識補充中心と考えて、2次との関連の少ない科目は過去問で60点取る範囲に絞って勉強しました。1次試験は5択で記述試験ではないので、書いて覚える勉強はしていません。常に口を動かし(声は出さず)ひたすら読んで覚えました。テキストを読む—>過去問—>テキスト—>過去問の繰り返しです。アウトプットは試験の前に「スピード問題集」をやったのみで、模擬試験も受けていません。最初に申し込んだ通信の模擬試験の問題に違和感があったからです。そんな勉強でしたが、範囲を絞った所と出題が上手く合ったのか全科目60点以上で合格できました。

【2次試験】

 2次試験では、「模範答案」では無く「合格答案」を書く事を目標に定めました。其の為に受験機関の模範答案は参考程度に留め、ネット上・80分の真実の合格者再現答案を徹底的に読み込みました。私の結論は「格好の良い答案は要らない」「与件と設問に素直に答える」「基本的な事を確実に記入」「与件を読んだ事をアピールする」この4点です。2次に関しては、完全独学は不安でしたので「マンパの通信答練」を受けました。実際に解答を書いての勉強は、過去問12×2・マンパ8です。(土日に時間をかけてやりました)その他、経営診断の事例・各種テキストの事例(計60事例程度)は15分読んで解答骨子を考えて答え合わせを行いました。模試は受けなかったのですが、これは失敗したかなと思います。(試験なれは必要)試験1週間前は、何もしない・事例は見ない事を徹底しました。事例に飢えた状態を意識的に作り上げて、本番での集中力を高める戦略です。勉強中に事例を暫く離れた後に与件が適格に見えた経験からこの方法を選びました。これは結構つらいものが有りましたね 試験場では事例1でパニックに成りかかりましたが、何とか踏ん張れました。

【合格後の感想】

合格発表は、10時過ぎに診断協会大阪支部まで出向きました(ネットの発表までとても待てません)無事合格を確認し、うれしさをかみ締めながら家まで40分歩いて帰りました。本当に何かを成し遂げた気分でしたね。勝ったぞ!これが偽らざる心境です。自分の弱さにやっと決別できたと思いました。自分の人生に勝ったという気分です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年12月 1日 (金)

2003年合格体験記 by Perry

【受験のきっかけ】
 勤務先の会社のリストラの一環で通信教育半額補助制度が廃止されることになりました。その時は中小企業診断士について詳しくは知らなかったのですが、駆け込みで通信教育を申し込んだのがきっかけです。当時、リストラの一環で終身雇用の廃止、人材の流動化、会社による人材教育の廃止が打ち出され、自分で能力を高めなければすぐにクビになるというのが背景にありました。

【旧制度1次試験】
 会社指定の中小企業診断士の通信教育機関は「企業経営通信学院」でした。平成6年10月から勉強を始め、平成7年7月の1次試験に無事合格しました。教材は通信教育のテキストとベスト問題500選という問題集のみでした。

【旧制度2次試験】
 旧制度では2次試験は商業・工業・情報(商業)・情報(工業)と部門ごとに分かれ、私は情報(工業)を受験しました。旧制度2次試験では、「中小企業対策」という部門共通の科目と、部門ごとの科目で構成されます。情報(工業)の科目は情報処理技術者試験を経営の観点からアレンジしたような試験でしたので比較的取り組みやすかったのですが、中小企業対策は200字や600字の論述問題で知らないと答案が書けないため対応できませんでした。当時は業務が非常に忙しく、2次試験の勉強どころか受験する時間も取れない年もありました。

【船場勉強会への参加】
 当時、趣味の情報交換のためにパソコン通信のNiftyに加入していました。資格試験フォーラムというのがあることを知りアクセスしたところ、地元関西で中小企業診断士の勉強会が開かれていることを知りました。独学の限界を感じていましたし、一方で資格学校の通学制講座に通うための時間も確保できなかったことから、平成9年より船場勉強会に参加させて頂くことを決断しました。船場勉強会に参加して驚いたことは、諸先輩方の取り組み姿勢と、ハイレベルでの議論でした。最初は全く議論に参加することが出来ませんでしたが、いつかは追いついていこうと決心したのでした。勉強会はGive&Takeの精神で進められます。私はTakeばかりだったのですが、唯一、生産管理を中心とした情報(工業)で少々Giveできたくらいです。
 なお、船場勉強会参加時も業務が忙しくて勉強する時間を十分確保できず、合格には縁がありませんでした。(海外出張時の出国時に関空内の郵便局で受験の届けを出し、帰国翌日に時差ボケのまま受験したこともありました。もちろん、受かりませんでしたが。)

 そんな日々が続く中、平成11年10月の試験直後に東京への転勤の辞令を受けました。

【転勤後の勉強中断】
 東京転勤直後は東京の勉強会「弱小勉強会」に数回顔を出したのですが、住んでいるところから勉強会会場まで片道2時間半掛かることや、勉強会当日も勤務が続くようになり、いつの間にか参加できなくなってしまいました。また、転勤後は更に仕事が忙しくなり、新しい職場での仕事をきっちりこなせるまでは診断士の勉強を中断することにしました。

【新制度とその対応】
 勉強を中断している間の平成13年に診断士の試験制度が見直されました。部門ごとの試験制度が無くなり、従来の商業・工業・情報を融合し、更に財務の知識を修得しないと合格することは出来なくなりました。更に1次試験の合格も永久では無くなりました。
 ちょうど新制度に切り替わった直後の平成13年の夏に仕事の担当が替わり、海外出張が無い部署に異動になったため勉強する時間ができると喜んでいた頃でした。そこで、受験の戦略を練り直しました。それは、旧制度の1次試験合格の権利はまだ有効ですが、次回、平成14年は1次試験を受け、基礎から勉強し直す。また、従来勉強してこなかった商業の知識は、平成14年2月の販売士1級取得を目指して勉強する。財務の知識は随分昔に取った日商簿記2級の知識を掘り起こし、それにキャッシュフローの知識を加えるというものです。販売士1級は無事合格できました。また、時間の確保が最重要だと思いましたので、「独学」で勉強することにしました。

【新制度1次試験】
 情報処理技術者「シンステム運用管理エンジニア」を取得していたため科目免除となった経営情報システムを除き、税務経理協会から出ている「中小企業診断士 合格のポイント」というシリーズを一式揃えて勉強しました。平成14年の一次試験に無事合格しました。

【新制度2次試験】
 いろいろな参考書を読みましたが、役に立ったのはDAI-Xの「事例攻略のセオリー」という本です。一次合格直後の平成14年は不合格でしたが自己採点で財務が弱いということが明確になりましたので、平成15年の受験にあたり財務を集中的に勉強するためTACの「集中特訓 財務・会計―中小企業診断士試験計算問題集」を中心に勉強しました。この年は勉強時間を十分確保することができ、休日は朝から夜まで図書館で缶詰になって勉強しました。おかげで平成15年の2次試験に合格することができました!

【実務補習】
 新制度になり、実務補習を2回に分けて受けることが可能になりました。8日間連続で会社の業務を空けることは非常に困難でしたが、平成16年と平成17年の2月に2回に分けて実務補習を受講することで勤務先の承認を頂きました。実務補習は非常にハードで睡眠時間を十分確保することもできませんでしたが、同じ志を持ったメンバーとの共同作業の経験は他では得られない貴重な体験でした。

【最後に】
 足掛け10年以上と大変長い道のりでしたが、無事合格できたのも船場勉強会へ参加したことが一番の励みでした。ご指導くださった諸先輩方や一緒に勉強した皆さんとの充実した日々は忘れることが出来ませんでした。本当に感謝しています。その後、勤務先では大規模なリストラが行われ多くの同僚が会社を去ったのですが、リストラされずに残れているのも診断士の勉強が活きているものと確信しています。今後は診断士に登録され零からのスタートになりますが、今までの苦労をバネに励んで行きたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2002年合格体験記 by よっつ

【受験のきっかけ】

 私が受験をしようと思ったきっかけは、前職で研究開発の仕事をしていたときに、「ここで何かを開発しても、世間で受け入れられるかどうかわからない。外の世界を見ておくためにも、経済や経営の勉強をしたい。」と思ったのが、きっかけでした。元々独立志向が強く、コンピュータ使って、教育を行うような会社を作りたいと考えていたので、勉強をして能力を高めなければいけないと考えていました。その点でも、中小企業診断士は、私に合った資格でした

【船場勉強会への参加】

 私が船場に参加し始めたのは、2回目の受験に失敗してからでした。言い訳は色々あるものの、結局合格していない自分に対して足ないのは、年1回の試験に向けてのモチベーションの維持だろうと考えました。もともと、niftyに入っていた私は、大阪で勉強会があるということは知っていたのですが、そこではじめて行く気になりました。メールで予約をして、はじめて船場勉強会に参加した時にはかなり緊張しました。正直なところ、ちょっとレベルが高いかなとも思ったのですが、雰囲気よく受け入れてもらいましたので、何とかついていきたいと思って入会しました。

  あたりまえですが、診断士を受験する人たちが集まる勉強会なので、普段の仕事の関係とは違い、かなりの刺激になります。月1回の開催なので、船場勉強会だけで勉強するというわけではなかったのですが、同じ目的に向かっている仲間と勉強だけでなく、色々なお話をすることで、モチベーションを保つことができました。情報交換も活発なので、受験勉強のことだけでなく、紹介してもらった経済関係の書籍が仕事で役立ったりもしました。

 また、勉強会には、合格したOBも参加されていたので、OBからの指導を受けたり、どうやって合格したかなどの貴重なお話を聞くことができました。特に、二次答案の書き方・考え方は、かなり勉強になりました。資格学校の答案だと、どうしても完璧に近いものなり、自分で書くのは無理だなあとあきらめてしまうのですが、実際に受験されている方のものは、本当の答案として受け止めることができました。

【1次試験】

 既に3回目の1次試験、前年の権利も有していたので、必要はなかったのですが、知識を身につけておくためには、受けておこうと思っていました。ただ、通信教育の教材を持っていただけだったので、船場での勉強とともに、資格学校の対策講座を受けました。特に経済学のような、理解が難しい科目では、同じ受験生が教えてくれ、様々な人の意見を聞くことのできる勉強会は、かなり理解の助けになりました。また、私の場合は、対策講座に出て、全く聞いたことのない単語がいくつか出てきました。早速そういう単語をチェックし、単語帳を作って、電車に乗っているときなど空いている時間に、理解・記憶するようにしていました。

 それ以外に役に立ったのは、通信教育の教材を自分でノートにまとめ、知識として引っ張り出せるようにしていたことです。(サブノートとは少し違うと思います)一通り学習しているんだという意識を持てることと、どの部分にまとめたかがわかりやすくなりました。

 1次試験の直前には、試験が終わった後の打ち上げを楽しみにして、頑張って勉強していたのを覚えています。

【2次試験】

 2次試験では、150字や200字の論述の問題があります。これらの字数を決まった時間で書くためには、訓練が必要です。私は、2次試験の対策として、文書を書く練習をしていました。

 土日は資格学校での2次試験対策を受けている場合が多かったので、文書の練習は、平日に新聞を使って行っていました。これは船場勉強会の総合科目(意見交換の場所=居酒屋?)で聞いた方法だったのですが、毎朝会社に行く前、1時間近くコーヒーショップにこもって、新聞のコラムを150字や200字に要約していました。はじめた当初の文書を、後から読み返してみると全く意味が通じていないのですが、繰り返しやっているうちに、少しずつ意味のわかる要約を行うことができ、150字や200字の感覚がつかめるようになりました。

 また、船場勉強会では同じ問題に取り組んで、他の人の解答を見せてもらうことで、自分の答案との違いを勉強できました。自分の答案も批評してもらうことができる機会は、勉強会でないと、なかなか難しいと思います。これがなければ、合格は難しかったと感じています。

 不得意だった財務は、1次試験後同じ問題集を3回繰り返しました。それ以外は、1次知識の整理は、問題とどう関連しているかを考えることに留め、わかりやすい答案を書くにはどうすればいいかに注力しました。

 こうして試験場では緊張しながらも、合格することができました。

【勉強会のメリット】

 船場勉強会のメリットは、受験勉強もありますが、情報交換や人付き合いなど、受験のモチベーションを高めるとともに、受験後も付き合える人間関係を築くことが可能だということです。

 独立され(てい)る方はもちろん、会社員の方にもお勧めします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

その他のカテゴリー

合格体験記 | 議事録 | 開催予定告知